相手の興味があることからはじめる

 

仕事をする上で、数字をつくる上で、
大事なことがある。

しかし、相手が、その大事なことに
興味がない場合、何度、具体的に
伝えても、相手は聴いていない。

相手に興味を持たないことを伝える。

その直後、相手は、
「わかりました」
「やってみます」
「ありがとうございます」などの
ポジティブなフィードバックを口にする。

もしくは、
「それは知っています」

しかし、具体的な場面で、どのような
行動をとればよいか、理解していない。

試しに「〇〇さん、具体的に何をする?」
と質問をしてみると良い。

伝えたことの10%以下の理解度で
あることがわかる。

100%理解できるまで伝えても、相手が
行動をはじめ、つづけることはない。

では、どうすればよいのか。

まずは、相手が興味を持てること
から伝える。具体的には、

①相手が今仕事上で必要としていること。
 (相手がしたいことではない)。

②相手が本日中もしくは20営業日
 以内に解決したい問題の解決の仕方

これらを満たしてあげることを
最優先にする。

そうすることで、相手は、こちらが
伝えたいことを、聴く行動を増やす
ようになる。

ハイパフォーマーな上司は、
お客さんに対しては、①②の行動が
できる。しかし、この行動を部下に
対してはできない。

部下をお客さんだと設定し、
接触をつづける。

ただし、
「部下に接触する際は、

 お客さんのように接触する」
と曖昧な言葉、スローガン言葉を設定
しても、何も行動は変わらない。

部下にどのような具体的な行動を
日々、とってもらうか。

それを、誰がみても同じように再現できる
言葉のチェックリストにし、それを
日々、目に見える場所におく。

スマートフォンの待ち受け画面や手帳。

日々、インプットしないと
行動の数は増えていかない。


最短で20営業日、最長で40営業日、
継続する。確実に、行動はわかる。


このやり方は、上司が部下に対して、
「お客さんの立場で考える」
「それぞれのお客さんに合わせる」
「お客さんに寄り添う」
「お客さんの思考プロセスをトレース」
「お客さん第一で」などの
スローガン言葉を投げる際にも使える。

部下がこれらのスローガン言葉を
きいても、具体的にどのような行動を
とればよいのか、わからない。

そこで、

お客様が今仕事上で必要としていること。
(お客様がしたいことではない)。

お客様が本日中もしくは20営業日以内に
解決したい問題の解決の仕方

まずは、ここからはじめると、
確実に数字をつくるための行動が
積みあがっていく。


はじめは、負担感の少ない行動から。

そうすることで、組織の数字は、
確実に積みあがっていく。