できない部下やふつうの部下に
コーチングをする管理監督者がいる。
「この場合は、どうしたら良い?」
「どうしたら、
これができるようになる?」
できる部下に対して、
このような問いかけを投げることで、
できる部下は思考回数が増え、
よりできるようになっていく。
しかし、
できない部下や普通の部下は、
そもそも、担当する業務を遂行する
ための基本行動や最低限の知識が
不足している。
この状態でコーチングをしても、
先には進まない。
それどころか、後退する。
できない部下やふつうの部下に
とって、上司にコーチングを
されることは”詰められている”
ことになる。
答えはでるはずがない。
苦し紛れに、その場を回避する
ために、言葉を発することもある。
その言葉は実行されることはない。