安全をつくる基本行動を毎日、
意図的にやりつづける理由。
【安全をつくる基本行動】
・焦りが発生した直後に”立止る”
・対象物を”目で観て””指で指す”
・対象物の”名称を声に出す”
(観る行動がうながされる)
・耳で通告や復唱を”聴く”
※復唱は通告の言葉を省略せず
そのまま言葉にすること
【なぜ、基本行動が大事なのか】
事故発生の流れ1:
①作業中に緊急の電話などが割込む。
②急にやることが増える。
③増えたやることに”注意”が向く。
④いつもの作業を”忘れる”。
⑤頭の中が白くなり、混乱する。
⑥その状態で作業をつづける。
⑦その結果、事故が発生する。
事故発生の流れ2:
①日々、作業をつづける。
②意識しなくてもできるようになる。
③目の前の作業中に、次の作業を
考えることができるようになる。
(はやまわし作業がみにつく)
④目で観る、耳で聴くことをしなくても、
「たぶん、次は〇〇」と予測がつく。
⑤いつもと違う状態が発生していても、
それに気が付く前に、いつもの行動を
とってしまう。
⑥その結果、事故が発生する。
事故の原因を分析すると決まって、
「確認していたと”思っていた”」
のような”思い込み”が原因に出る。
これらの事故発生の流れを断ち切る
ために【安全をつくる基本行動】を
毎日”意図的”に繰返しやることが
大切になる。
・焦りが発生した直後に”立止る”
・対象物を”目で観て””指で指す”
・対象物の”名称を声に出す”
(観る行動がうながされる)
・耳で通告や復唱を”聴く”
※復唱は通告の言葉を省略せず
そのまま言葉にすること
繰返しやり続けるために、
教える立場にある人達が、
相手の行動を強化し、増やし、
自動化するやり方を身に付ける。